米NY州知事「米国内での1万2000人のコロナ死亡者が隠蔽」
(last modified Thu, 26 Aug 2021 11:20:46 GMT )
8月 26, 2021 20:20 Asia/Tokyo

米ニューヨーク州のキャシー・ホークル新知事は、州内での最新のコロナウイルス死亡者数統計において、以前の数字より1万2000人追加し、「前知事のように老人福祉施設でのコロナによる死亡者数を隠蔽しない」と述べました。

ホークル知事は、ニューヨークでのコロナによる死亡者の数が隠蔽されていたことを明らかにすると共に、この数字を前回の4万3415人から5万5395人に上方修正しました。

同氏は、「私は(コロナの死亡者の)数を隠したくない」としています。

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は今年1月、自らの事務所の調査により、「クオモ前NY州知事が老人福祉施設でのコロナ関連の死亡率を50%も少なく発表していたことが判明している」と述べていました。

ニューヨーク州は、昨年上半期に米国でコロナが最も流行した州となっていて、コロナが同州でピークに達した頃は、一日でおよそ1万8000人が入院し、連日およそ800人が死亡していました。

10年間ニューヨーク州知事を務めていたアンドリュー・クオモ氏(63)は、ジェームズ司法長官の調査により、約12人の女性同僚に性的嫌がらせを行っていたことが明らかになったことを受け、今年8月中旬に辞任しました。

 

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