アメリカ元国務長官、トランプ氏による日本と韓国の核兵器保有の提案を否定
https://parstoday.ir/ja/news/world-i8353-アメリカ元国務長官_トランプ氏による日本と韓国の核兵器保有の提案を否定
アメリカのジェイムズ・ベイカー元国務長官が、「日本と韓国の核兵器保有を支持すれば、さらに情勢不安が広がるだろう」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 15, 2016 20:28 Asia/Tokyo
  • アメリカ元国務長官、トランプ氏による日本と韓国の核兵器保有の提案を否定

アメリカのジェイムズ・ベイカー元国務長官が、「日本と韓国の核兵器保有を支持すれば、さらに情勢不安が広がるだろう」と語りました。

ロシアのスプートニクがアメリカ・ワシントンから伝えたところによりますと、このベイカー元国務長官の発言は、“日本と韓国は、アメリカの同盟国として核兵器製造を許されるべきだ”としたトランプ氏の発言を受けたものです。

ベイカー元国務長官は、アメリカ上院の公聴会で、世界におけるアメリカの役割について、「核兵器保有国が増えれば、世界の情勢は悪化するだろう」と語りました。

トランプ氏は、3月のワシントンでの核安全保障サミットの開催前、「アメリカは必要以上に同盟国の防衛の責任を負っている」と語っていました。

トランプ氏は、「アメリカは、日本と韓国を核の支援の傘下からはずし、これらの国に、核兵器を製造し、この戦略的な抑止力を独自に保有することを許すことができる」としました。

アメリカ上院の会議では、共和党から大統領候補として名乗りをあげていたマルコ・ルビオ上院議員が、ベイカー元国務長官に対し、日本と韓国の核兵器保有を許可するというトランプ氏の提案が実現した場合、世界の戦略的な雰囲気にはどのような変化が起きるだろうかと質問しました。

これに対し、ベイカー元国務長官は、「我々は現在、多くの問題に直面しているが、この提案が実現した場合、さらに多くの問題が生じるだろう。アメリカは、第二次世界大戦以降、核兵器拡散との戦いの旗手を務めてきた。我々はこの戦いをやめるべきではない」と語りました。

トランプ氏の発言を受け、韓国のパククネ大統領と日本の安倍首相は、核兵器保有の構想を否定しました。

こうした中、安倍首相はその少し後の4月、「核兵器の保有は違憲ではない」と語りました。