大型ハリケーン米南部上陸で、米原油先物などが一時高値に
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アジア時間30日の原油先物は、一時約3週間ぶりの高値を付けたものの、その後は伸び悩んでいます。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 30, 2021 18:17 Asia/Tokyo
  • 米メキシコ湾岸での大型ハリケーン「アイダ」
    米メキシコ湾岸での大型ハリケーン「アイダ」

アジア時間30日の原油先物は、一時約3週間ぶりの高値を付けたものの、その後は伸び悩んでいます。

ロイター通信によりますと、米メキシコ湾岸に大型ハリケーン「アイダ」が上陸し、湾岸に集中する石油生産施設が閉鎖や作業員の退避を余儀なくされていることで、米ガソリン価格は3%以上上昇しました。

また、メキシコ湾岸では停電が起きており、操業を停止する製油所が増えています。

先週はアイダに対する懸念を背景に11%以上値上がりした北海ブレント先物は、日本時間30日午後0時37分現在で、0.27ドル(0.4%)高の1バレル72.97ドルとなりました。

一方、先週に10%強値上がりした米原油先物は、0.06ドル安の68.68ドルとなっています。

北海ブレントは一時73.69ドル、米原油先物は一時69.64ドルと、8月初旬以来の高値を付けました。

コモンウェルス銀行の商品アナリスト、ベビク・ダー氏は「現時点で、アイダの影響を完全に把握することはできない。ガソリンや軽油など石油製品は、製油所の操業停止で相対的に大幅に値上がりする公算が大きい。特に製油所とパイプラインの復旧が難しい場合はそうだ」と述べました。

関係筋によれば、ルイジアナ州にあるPBFエナジーの製油所(日量19万バレル)は、停電の影響で操業を停止したほか、同州にあるマラソン・ペトロリアムの製油所(日量57万8000バレル)も、アイダの影響で停止しています。

石油製品パイプライン運営で国内最大手のコロニアル・パイプラインは29日、アイダの影響を受けて、ヒューストンーノースカロライナ州グリーンズボロ間の燃料輸送を一時停止すると表明しました。

当局によれば、29日時点で、石油各社はメキシコ湾岸の原油生産量の95%超に当たる日量174万バレルの生産を一時停止しています。

5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」に発達したアイダは29日、メキシコ湾からルイジアナ州に上陸し、同州の最大都市ニューオーリンズは「壊滅的な送電面の被害」のため全土で停電に陥りました。

ルイジアナ州のエドワーズ知事は、同州に上陸したハリケーンとしては近年で最も強力な部類に入ると述べています。

 

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