英首相、人種差別巡りFIFAに「強力な行動」を要求
9月 04, 2021 20:00 Asia/Tokyo
英国のボリス・ジョンソン首相が、サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)欧州予選でイングランド代表の選手がハンガリー代表の一部サポーターから人種差別的行為を受けていた可能性があるとの報道を受け、「全く受け入れられない」とコメントしました。
ロイター通信が3日金曜、英ロンドンから報じたところによりますと、イングランドとハンガリーは今月2日にハンガリー・ブダペストで対戦しました
英国メディアのスカイスポーツとITVによりますと、FWラヒーム・スターリングとジュード・ベリンガムに向けられた人種差別的な「モンキーチャント」が、ピッチサイドのリポーターに聞こえたということです。
ジョンソン首相はツイッターで、「イングランドの選手がハンガリーで人種差別を受けたことは、全く受け入れられない」と述べ、FIFA国際サッカー連盟に対し「このような不名誉な行為がサッカー界から永久に根絶されるための強力な行動を取るよう求める」としました。
なお、FIFAは3日、この件に関する懲戒手続きを開始したと発表しています。
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