ドイツ総選挙で社会民主党が第1党に、メルケル保守転落
9月 27, 2021 17:32 Asia/Tokyo
ドイツ総選挙が26日日曜に投開票され、左派のSPDドイツ社会民主党が第1党となり、メルケル現首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が転落しました。
CNNがドイツ・ベルリンから伝えたところによりますと、ドイツ連邦選挙管理官は、SPDは今回の選挙で、保守キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に対して僅差ながら勝利したことを明らかにしました。
また同管理官の暫定集計結果発表では、SPDの得票率は25.7%。CDU・CSUの得票率は24.1%。緑の党の得票率は14.8%となっています。
SPDはその間にも新政権発足に向けた連立交渉を開始するとみられ、交渉がまとまり後継者が決まったら、16年在職したメルケル首相が退任することになります。
新政権の発足までは、現政権が引き続き職務を行います。
なお、連立交渉は数週間あるいは数カ月かかる場合もあり、2017年9月の総選挙では連立交渉がまとまるのに5カ月以上かかっていた前歴があります。
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