英ロンドンで、燃料危機により市民がパニック
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英ロンドンで、燃料不足による危機と、燃料確保に長時間待たされる事態が続いていることから、市民が混乱・パニックに陥っています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
10月 04, 2021 18:25 Asia/Tokyo

英ロンドンで、燃料不足による危機と、燃料確保に長時間待たされる事態が続いていることから、市民が混乱・パニックに陥っています。

フランス通信によりますと、ロンドン市民は現在、燃料確保のために長蛇の列を作って長時間待たねばならなくなっているということです。

あるロンドン市民は、「我々は毎朝、子供たちを学校へ送らなければならないため、常に自家用車のガソリンを満タンにしておく必要がある。車のガソリン切れへの恐れから、朝早く起きてガソリンを見つけなければならなくなっている」と語りました。

また別の市民は、「仕事終わりに2時間半も列に並び、リッター30ポンド(約4500円)でガソリンを買わなければならない」と語りました。

イギリスでは燃料不足発生から1週間が経過したものの、この危機はさらに拡大し、現在国内各地の大都市にあるガソリンスタンドのおよそ90%が在庫切れとなっています。このため、まだ在庫のある限られたガソリンスタンドには、長蛇の列ができています。

英国内のガソリンスタンド前に長蛇の列ができるという現象は、先月25日に、燃料不足を理由とした一部のガソリンスタンドの閉鎖後に始まり、今なお続いています。

イギリスでは、先月23日に大手石油企業が国内のガソリンスタンドを休業としたことから、多くの市民がガソリン不足への懸念から、これらのガソリンスタンドに殺到しました。

イギリスで発表された複数の公式報告によりますと、同国では現在、トレーラーやトラック、タンクローリーの運転手が9万人も不足しているということです。

ガソリンとガスオイルを製油所からガソリンスタンドに輸送するのに十分な数のドライバーがいないという石油会社の警告は、英国をほぼ1週間危機に陥れ、燃料ステーションにはガソリン不足を恐れる人々が殺到しています。

 

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