エジプト・アズハル大学の前学長が、ボコハラムをテロ組織だと強調

エジプト・アズハル大学のタイエブ前学長が、ボコハラムを過激的なテロ組織だとしました。

ニュースサイト・アルショルーグによりますと、ナイジェリアを訪問したタイエブ前学長は１８日水曜、ボコハラムは、テログループであり、イスラムの代表ではないとしました。

タイエブ前学長はまた、「イスラムは決して、暴力、殺害、破壊を求める宗教ではなく、あらゆる形のテロや暴力に反対する」と語りました。

ボコハラムは、２００９年、ナイジェリアで破壊行為を開始し、これまでに、同国の国民２万人以上を殺害しています。ナイジェリ北東部の一部の地域はボコハラムに占領していましたが、２０１５年にナイジェリアの政府軍の作戦によって解放されました。

この組織はまた、カメルーン、チャド、ニジェールといった近隣諸国の国境地帯で活動を拡大しています。