FB元従業員ホーゲン氏、「FBは子どもの精神面を脅かす」
インターネット交流サイト最大手の米フェイスブックを内部告発した元従業員フランシス・ホーゲンさんが、「フェイスブックの内容は子供の精神面に弊害を与えている」としました。
イルナー通信によりますと、ホーゲン氏は、各ネットサイトに対し、ネット空間のユーザーの権利の遵守を義務付けるプランを計画中です。
ホーゲン氏は去る4月、フェイスブックを退職し、同SNS内の内部資料など数千ページを外部に持ち出しました。
ホーゲン氏は今月25日には、イギリス議会のサイバーセキュリティに関する委員会に、アメリカからオンラインで出席する予定です。
内部告発により世界最大のSNSを震撼させているホーゲン氏は、同SNSおよびその創設者マーク・ザッカーバーグ氏を批判し、彼らが自らの利潤増幅のため児童青少年に弊害を与えると知っていながら製品を宣伝している」と主張しています。
フェイスブックは、「ホーゲン氏の内部告発に関するニュース報道は、当社の内部調査の不当なイメージを提示するものだ」としており、また同社広報担当アンディー・ストーン氏は、ホーガン氏には重要な問題の1つに関して証言できるほどの専門性がない」と述べました。
これに対し、ホーゲン氏は各国政府に対しサイバー空間のユーザーを保護するための厳格な規則の施行を求めました。この方針に基づき、英国のサイバースペースの保安・規制プランも計画段階にあります。
イギリス下院のデジタル、文化、メディアおよびスポーツに関する委員会・DCMSの委員長を務めるダミアン・コリンズ氏は、「ホーゲン氏の証言は、国民の保護よりも利益を優先するフェイスブックなどの企業の決定を透明化する必要性を強調している」と述べています。
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