ロシア外務省報道官、「岸田首相の最後通牒は平和条約問題の解決の展望を遠ざける」
10月 14, 2021 20:56 Asia/Tokyo
ロシア外務省報道官が、「岸田文雄新首相の最後通牒は、平和条約問題の解決の展望を遠ざける」と語りました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ザハロワ報道官はブリーフィングの際に、「日本政府は領土問題の解決なしにロシア政府と平和条約を締結することはない、とした岸田文雄新首相の最後通牒は、この問題の解決の展望を遠ざけるだけでしかない。この種の表明により、日本側は、今後の平和条約問題での交渉の方向を条件付けようとしているが、私たちの考えでは、私たちのパートナーはこの問題の解決の展望をさらに遠ざけている」と述べています。
この間、岸田首相は衆議院での討議の中で、日本政府の主権は北方領土(ロシア側呼称;クリル諸島南部)に及んでいると強調しました。
ロシアのドミトリー・ぺスコフ大統領報道官は、ロシアはクリル諸島に関する岸田首相の表明に賛同せず、これらの島々はロシア連邦の領土であると強調しています。
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