10月 20, 2021 16:27 Asia/Tokyo

グアテマラの退役軍人が19日、1960年から1996年まで続いた内戦時の補償金の支払いを求め、議会裏手の駐車場になだれ込み、車に放火する事件が発生しました。

フランス通信が20日水曜、報じたところによりますと、一部の退役軍人が19日火曜、棒やマチェーテ(なた)で武装し、ガラス瓶を投げ付け、金属製の門を突破すると、議会裏の駐車場に乱入しました。

これらのラン入社は、内戦に従軍した兵士1人当たり約1万5000ドル(約170万円)を支払うことを盛り込んだ法案が否決されたことに抗議しています。

さらに、議員や職員が逃げられないよう、議会のドアを鎖と南京でふさぎ、駐車場に止まっていた複数の車両に放火しました。

これを受けて現場に到着した機動隊は催涙ガスを使用し、少なくとも5人が軽傷を負い、治療を受けました。

グアテマラ内務省はツイッターに、警察が議会内にいた全員を避難させたと投稿しています。

グアテマラでは、戦争で夫を失った女性や孤児への補償は法律で定められていますが、この中に退役軍人は含まれていないということです。

 

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