パリからカイロに向かっていたエジプト航空機が消息不明
May 19, 2016 17:38 Asia/Tokyo
エジプト航空が、フランス・パリからエジプトのカイロに向かっていた航空機が消息を絶ったことを明らかにしました。
乗客56人、乗員7人と治安要員3人を乗せ、パリの空港を飛び立ったエジプト航空機が、現地時間19日木曜未明、エジプト領空に入った直後に消息を絶ちました。
エジプト航空は、乗客のほとんどはエジプト人とフランス人だったとしています。
乗客の国籍は、エジプト人30人、フランス人15人、イギリス人、カナダ人、ベルギー人、ポルトガル人、アルジェリア人、スーダン人、チャド人、サウジアラビア人、クウェート人が1人、イラク人2人となっています。
フランスの主要閣僚は、19日朝、エジプト航空機が、パリからカイロに向かう途中に消息を絶った問題について、オランド大統領を中心に緊急会議を開きました。
エジプトのイスマーイール首相は、「行方不明の航空機の捜索活動が続けられており、何が起こったのかを明らかにするのはまだ早い」と語りました。
同首相は、テロ攻撃の可能性についても否定できないとしています。
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