WHO事務局長が警告、「抑制不可能な新ウイルス出現の可能性あり」
(last modified Sat, 30 Oct 2021 09:26:50 GMT )
10月 30, 2021 18:26 Asia/Tokyo

WHO世界保健機関のテドロス事務局長が、今後抑制できない新たなウイルスが出現する可能性があるとして警告しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、テドロス事務局長はG20財務・保健相会合の中で「生物学的に、我々が抑制できない別のウイルスが出現することに疑いの余地はない」と述べています。

また、次のパンデミックに備えるために、現在のパンデミックから教訓を得る必要があるとも強調しました。

さらに、世界には「より強化した」WHOが必要であると指摘するとともに、「保健分野の脅威に対抗する財政評議会を作り、またパンデミック対策協定を結ぶことによる、パンデミック対策を確保する新たな資金枠組みやより効果的な運営が必要とされている」と語っています。

テドロス事務局長はこれに先立ち、「新型コロナ大流行は、人類が終わらせようと決断した時に終結する」と宣言するとともに、「世界には感染症に打ち勝つ全ての手段があり、コロナワクチンへの公平な分配を目的とした世界規模のシステムCOVAXやAVAT・アフリカワクチン入手トラストを優先し、全人類の少なくとも40%にワクチンを接種する必要がある」と主張していました。

 

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