11月 06, 2021 18:53 Asia/Tokyo
  • ハバナ症候群
    ハバナ症候群

「ハバナ症候群」とは、世界各地の米大使館などで働く外交官らに見られている原因不明の健康被害で、2016年にキューバの首都ハバナの米大使館で働く職員から初めて報告されたことから、この名称がつけられました。

この健康被害の代表的な症状としては頭痛や聴覚障害、めまい、吐き気などがあり、重度に至った場合は、認知や記憶障害が残るケースもあるとされています。

米メディアによりますと、これまでに中国、ドイツ、オーストリア、ロシア、コロンビアなどに駐在する米在外公館職員らの間でも報告されています。

最近の例としては、去る8月のハリス米副大統領のベトナム訪問の際に同国駐在米駐在職員の発祥例のほか、去る9月のCIA米中央情報局バーンズ長官のインド訪問の際の同行職員が発祥した事例があります。

この症状の原因としては、音響兵器による意図的な攻撃、あるいはコオロギの掻爬と集団心理の影響とも推測されており、また米当局は、ロシアなど米国と敵対的な外国政府が攻撃に関与しているとの見方を強めていますが、決定的な証拠はないとしています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ