COP26会場周辺で最大規模の環境保護デモ
(last modified Sun, 07 Nov 2021 11:32:59 GMT )
11月 07, 2021 20:32 Asia/Tokyo
  • 英グラスゴーで開かれているCOP26・第26回国連気候変動枠組条約締約国会議の6日目となった土曜、環境活動家ら数万人が、地球温暖化の進行を遅らせるべく、世界各国がより多くの誓約を行うよう求めるスローガンを叫びました。
    英グラスゴーで開かれているCOP26・第26回国連気候変動枠組条約締約国会議の6日目となった土曜、環境活動家ら数万人が、地球温暖化の進行を遅らせるべく、世界各国がより多くの誓約を行うよう求めるスローガンを叫びました。

英グラスゴーで開かれているCOP26・第26回国連気候変動枠組条約締約国会議の6日目となった土曜、環境活動家ら数万人が、地球温暖化の進行を遅らせるべく、世界各国がより多くの誓約を行うよう求めるスローガンを叫びました。

イルナー通信によりますと、グラスゴーで6日土曜、雨の降る中でデモ行進を行った参加者らはスローガンを叫び、COP26は失敗し、政治家らは地球温暖化・気候変動の進行を阻止しようという十分な意志を持っていないと表明しました。

また、「戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー」の催しの一環として、最初にグラスゴー東部のケルビングローブで集会を行い、その後COP26会場へ向けてデモ行進を行いました。参加者らはこの抗議運動で、スローガンなどが書かれた横断幕を掲げ、気候変動危機に速やかに注目する必要性を訴えました。

また、これと同時に、英国内のおよそ100都市や、日本、ケニア、トルコ、フランス、ブラジル、オーストラリア、カナダなどその他の国でも同じようなデモが行われました。

この日のデモは、世界各国の首脳・高官らが環境専門家とともに、今月1日からグラスゴーで開かれているCOP26で、UNFCCC・温室効果ガス削減に関する気候変動に関する国連枠組条約の枠組みとしてのパリ協定存続について討論や意見交換を行っている中で開催されました。

パリ協定は、197カ国の代表により2015年12月12日に可決されました。

この協定の重要な軸のひとつは、地球の気温の平均上昇幅を摂氏2度以下に抑え、今世紀末までに1.5度の上昇に抑えるよう努力するということです。これが実現しない場合、地球の平均気温は産業革命前と比べて3度以上も上昇すると見込まれています。

パリ協定の重要な目標に、各国における温室効果ガス排出のできるだけ速やかな停止と、最終的に2050年までに温室効果ガスの排出と再吸収のバランスをとり(カーボンニュートラル)、その後二酸化炭素の排出を徐々にゼロにしていくことがあります。

 

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