中国、「アメリカの民主主義は大量破壊兵器」
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アメリカが開催した民主主義サミット
中国外務省は声明を発表し、「『民主主義』はかなり前に『大量破壊兵器』に変質し、アメリカにより他国への介入目的で利用されている」としました。
ファールス通信によりますと、この声明はアメリカが開催した民主主義サミットに対する反応として出されました。
その中で、「『民主主義』が『大量破壊兵器』に変質して久しく、アメリカによる他国への介入のために利用されている。その例が世界各地で引き起こされたカラー革命(旧ソ連構成国や西アジア諸国で起きた運動)だ」としました。
また、「この民主主義サミットは、アメリカが、イデオロギー的偏見にもとづいて線を引き、民主主義を道具や武器として利用し、分断や対立を引き起こすために開催したものだ。中国は偽の民主主義に対し、毅然として抵抗し反対していくことを誓う」としています。
中国政府は以前にもアメリカの民主主義を腐敗し、失敗したものと呼んでおり、中露の在米大使は共同声明で、アメリカ主催による民主主義サミットを非難しました。
米ハーバード大学教授で著名な理論家・著述家のスティーヴン・ウォルト氏も、バイデン大統領が各国を民主主義サミットに招待したことについて、「残念ながら、アメリカはこのような努力を先導する地位にはない」と記しています。
国際政治学者やアメリカ国内の高官までもが、アメリカの民主主義は凋落していると述べており、今回のサミットはそうした中で開催されました。
アメリカの民主主義の凋落は、昨年の大統領選の中で露になりました。トランプ前大統領は敗北後、選挙で大規模な不正があったと主張し、最終的には議会による大統領選結果承認の際、トランプ氏支持者らが議会を襲撃する事態を招きました。
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