フランスで、偽造ワクチン証明書ビジネスが盛況に

12月 12, 2021 19:53 Asia/Tokyo

フランスで偽造の新型コロナウイルスワクチン接種証明書を扱うビジネスが活況を見せ、同国の保健当局者を懸念させています。

フランス通信によりますと、同国で第3波・第4波時の最多人数を越える新型コロナウイルス感染者数が確認されている中、偽造ワクチン証明書ビジネスが活況となり、政府の保健当局者がこれに懸念をつのらせています。

この報道によれば、同国の病院で新型コロナウイルスにより死亡した57歳の女性が、2回のワクチンを接種したとする偽造の証明書を所持していたことが判明し、この懸念が高まったということです。

各メディアが報じるところによれば、フランスではこの数日に、250～300ユーロを支払えば簡単に偽造ワクチンパスポートを手に入れることが可能になっているということです。

フランス国内ではこれまでに、少なくとも3000枚の偽造証明書が利潤を追求する詐欺的な業者などから出回っていると推測されています。

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