欧州で天然ガス価格が過去最高値、ロシアからの供給不足への懸念から
12月 25, 2021 15:59 Asia/Tokyo
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欧州での天然ガス
ヨーロッパで、これまで高騰してきた天然ガスの価格が一段と上昇し、過去最高値を記録しました。
NHKによりますと、ヨーロッパでは今月21日、「オランダTTF」と呼ばれる天然ガスの指標価格が、一時は1メガワットアワー当たりおよそ184ユーロまで値上がりしました。
これは前日と比べておよそ25%の急激な上昇で、去る10月につけたこれまでの最高値・155ユーロを大きく上回って過去最高値となり、去年の同じ時期と比べるとほぼ10倍に値上がりしていることになります。
こうした背景には、ヨーロッパが本格的な冬を迎えて暖房などでの需要が増える中、主要な調達先であるロシアからの供給が不足するとの懸念が広がったことなどがあります。
例えばイギリスでは、天然ガスの仕入れ価格の高騰で中小のエネルギー供給業者の経営が圧迫され、今年8月以降は20社以上が相次いで事業から撤退しています。
また、電気やガスの料金の値上がりを通じてヨーロッパ各国で市民生活や企業活動に影響が出ており、今後はインフレに拍車をかけ、こうした影響を一段と広げる恐れが出ています。
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