米軍兵士の自殺が、コロナ感染死の2倍に
1月 10, 2022 15:37 Asia/Tokyo
アメリカで、昨年第3四半期に自殺で亡くなった米軍兵士が150人を超え、新型コロナウイルスへの感染により死亡した人数を上回りました。
米FOXニュースによりますと、同国国防総省の公表したデータで、2021年第3四半期における米軍内の自殺者数が163人となりました。人数の内訳は、従軍中の現役兵士70人、予備役56人、州兵37人ということです。
これにより、昨年7月から9月にかけての米兵の自殺者数は、軍内で新型コロナウイルス感染によりこれまでに死亡した人数の2倍となりました。
一方、今年1月8日までに同ウイルスにより死亡した米兵の人数は86人とされています。
国防総省によれば、昨年9月までの新型コロナウイルスによる死亡者は43人であり、その後1月までに倍増した原因の一部はデルタ変異株の流行にあったとしています。
同省のデータでは、2021年に自殺した米兵の合計数は476人であり、2020年は701人となっていました。
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