米首都に北極圏のシロフクロウが飛来、多数のバードウォッチャーが注目
(last modified Mon, 17 Jan 2022 10:57:21 GMT )
1月 17, 2022 19:57 Asia/Tokyo

米首都ワシントンの連邦議会議事堂の周辺に1羽のシロフクロウが飛来し、野鳥愛好家などの注目を集めています。

フランス通信が17日月曜、報じたところによりますと、冬の寒い夜、ワシントンの連邦議会議事堂の周辺に、有名にモニュメント目当てではなく、1羽のシロフクロウを追いかけて、望遠カメラや双眼鏡を持つ人々が多数集まりました。

大理石の噴水のてっぺんに止まったシロフクロウは、黄色い目をじっと凝らして、彼らの夜のおやつとされる、ワシントンにたくさんいるネズミを探していると思われます。

熱心なバードウオッチャーでもある駐米大使の一人は「ワシントンのど真ん中でシロフクロウを見ることができるなんて、本当に驚きだ」と語りました。

また、米コーネル大学鳥類学研究所のケビン・マクゴーワン教授は、ワシントンほど南までシロフクロウが飛来したことについて、「ホッキョクグマが近所に現れたようなものだ」とコメントしています。

シロフクロウは1年のほとんどを北極圏で過ごし、冬には大半が南下しますが、その南限は普通は米国とカナダの国境付近までとされています。

 


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