ウクライナ東部で複数の爆発
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ウクライナでの爆発
ロシアの各メディアが、ウクライナ東部ルハンシク地域で複数の爆発が起きたと報じました。
国際通信イランプレスによりますと、ルハンシク地域で起きた爆発の原因はいまだわかっておらず、詳細についても報じられていないということです。
ロシアのラブロフ外相は19日土曜、フランスのル・ドリアン外相と行った電話会談において、ウクライナ東部のドネツクおよびルハンシクで同国が取った措置に対する西側の黙認を批判して、「ウクライナ政府は、ノルマンディー・フォーマット(ドイツ、フランス、ロシア・ウクライナの高官による四者協議)の構成国であるドイツとフランスが黙認していることで、意図的に(ウクライナ東部紛争の和平への道筋を示した)ミンスク合意における責務を実施せずにいる」と述べました。
ドネツクとルハンシクでは、親西側派が起こした反政府クーデターを受けて、2014年4月から政府と反政府派が衝突しています。
ノルマンディー・フォーマット諸国の代表者らは、2015年2月にドンバスでの紛争の停戦を意図した新たな合意書「ミンスク2」に署名しましたが、その内容は各関係方面により繰り返し破られています。
ウクライナ東部の状況はこの数日で危機的になっています。同地の分離・独立派らは、ドネツクとルハンシクにウクライナ軍が砲弾攻撃を行ったとして非難していますが、対するウクライナ政府側も、分離・独立派が同様の行為を行っているとしています。
ドネツクとルハンシクは、ロシア人が多く居住する地域で、2014年のクーデターをきっかけにウクライナ中央政府からの独立自治を宣言しています。
ロシアはこれ以前に、ウクライナ軍が同地域へ大規模侵攻を行い分離・独立派の活動を終わらせようとしていると述べています。一方、親西側派の現ウクライナ政府はこの問題を否定し、ウクライナ東部に軍事侵攻を行うための口実を捜しているとしてロシアを非難しています。
このことは、ロシアと西側の間の緊張をさらに増大させる原因となっています。
アメリカは、NATO北大西洋条約機構の同盟国および親西側派のウクライナ政府に同調して、ロシアがウクライナ侵攻に向け準備していると非難しています。
しかしロシアは、ウクライナ侵攻への意志はないとして西側の主張を否定し、アメリカ、その同盟国、およびウクライナを、故意に緊張を増大させているとして非難しています。

