EU、露航空機の領空通過を禁止
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ロシアの航空機に対してEU領空内の飛行を禁止したことを発表しました。
ロシアはここ数日、ウクライナ東部のロシア系住民への支援や同地域のドネツク、ルガンスク両地域の独立を正式承認したことから、アメリカやその同盟国による新たな制裁を受けています。
ファールス通信によりますと、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、EUのボレル外務・安全保障政策上級代表との共同記者会見で、ロシアの航空機はすべてEU領空内の飛行を禁じられると述べました。
また、ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長の発表によれば、ロシアのメディア「ロシア・トゥデイ」や「スプートニク通信」もEU圏内での活動を禁止されたということです。
ボレル上級代表も、EUがウクライナの武器・燃料資金確保のため5億ドルの予算を提案する意向だとしました。
ボレル氏はまた、EU各国の外相がロシア各銀行のSWIFT・国際銀行間通信協会からの排除やロシア中央銀行への措置などを含む制裁を承認する見込みだとしました。
こうした中、ロシア国防省は27日日曜夜、ウクライナ領内でロシア兵捕虜が虐待を受けていることや、反対にロシア側が投降したウクライナ兵を丁重に扱っていることを伝えています。
また同省は、ウクライナ軍が禁止兵器を使用しているとして非難しました。それによると、ウクライナ軍は首都キエフ近郊のゴストメリ空港付近で、禁止されている白リン弾を使用したということです。
ロシアのプーチン大統領は今月24日朝、ウクライナ東部から独立を主張しているドネツク、ルガンスク両共和国の指導者からの求めに応じて、ドンバスと呼ばれる同地域での「特殊軍事作戦」の指示を出しました。その後、ロシアの戦闘機や砲台、ミサイルシステムがウクライナの軍事拠点を攻撃しました。

