ウクライナ危機を受けて世界の原油価格が高騰
世界の原油価格が、ウクライナ危機を受けて高騰しています。
IRIB通信によりますと、ウクライナへの攻撃を理由に西側がロシアに対して新たな制裁を課したことを受け、北海ブレント原油の取引価格は28日月曜、5.6%上昇の103.39ドルになりました。
アメリカのウェスト・テキサス・インターミディエイト原油も、6.2%上昇の1バレルあたり97.23ドルで取引されています。
このような中でロシアの通貨ルーブルは、西側の対ロシア制裁発表後はじめてとなる取引日を迎えた28日、およそ30%下落して対ドルで過去最安値をつけました。
ルーブル下落の理由となった対ロシア制裁には、一部のロシア銀行のSWIFTからの排除も含まれています。
欧州委員会は27日日曜、様々な鞘当ての末にこのSWIFTから排除措置に合意したことを発表しました。
米ホワイトハウスも声明で、欧州委員会や英独仏伊加の諸国と足並みをそろえて「一部のロシア銀行」のSWIFTからの排除を支持するとしました。
アメリカやイギリス、EU加盟国といった西側諸国は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシアに対し重い制裁を課しました。
ロシア政府は2ヶ月前から、アメリカおよびNATO北大西洋条約機構に対して安全保障を得るための自国の提案を示しており、その中にはウクライナのNATO非加盟および東欧からのNATO軍撤退が含まれていました。
一方の西側関係者は、この提案に否をつきつけました。またウクライナ関係者も、同国東部自治地域軍と中央政府軍との停戦などの、ミンスク合意実施に関する話し合いを拒否しました。
ロシアはその返答として、ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両地域の人民共和国としての独立を正式に承認し、彼らの要請に応じて支援のための特殊軍事作戦を開始しました。

