アフリカ系移民が欧州を批判、「移民受け入れ政策に矛盾」
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ベルギー在住のアフリカ系移民・難民が作る団体が、同国政府に対し、ウクライナからの避難民と同様の扱いを求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 05, 2022 14:48 Asia/Tokyo
  • ベルギー在住のアフリカ系移民・難民
    ベルギー在住のアフリカ系移民・難民

ベルギー在住のアフリカ系移民・難民が作る団体が、同国政府に対し、ウクライナからの避難民と同様の扱いを求めました。

ロシアのニュース局・ロシアトゥデイのインターネットサイトによりますと、アフリカ系移民らは抗議集会を開催してベルギー政府に対し、人種差別主義的で矛盾した政策をやめるよう求めています。

これらの人々はまた、自分たちのベルギー滞在を法的に認めさせる書類を即時に発行するよう要求しました。

さらに、「我々は全員ウクライナ人」、「我々全員に例外なく住居提供を」とするスローガンを書いたプラカードを掲げ、ウクライナやほかのヨーロッパ諸国からの避難民とアジアやアフリカ・イスラム系移民とを差別する、自家撞着的な西側の移民対応を批判しています。

これに先立ち、黒人がウクライナ出国の際にヨーロッパ諸国から人種主義的な扱いを受けている実例が多数報告されています。

また、公開されている写真や動画からは、ウクライナを出国しようとする黒人が鉄道駅で人種差別に遭遇し、列車への乗車を拒まれていることが判明しています。

国連の統計によりますと、これまでに400万人がウクライナから避難民として出国し、さらに今回のウクライナ戦争で民間人1080人以上が死亡しているということです。

 


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