アルメニア人青年らが、同国内での米の生物実験室の活動に抗議
4月 11, 2022 15:14 Asia/Tokyo
アルメニア人青年のグループが、同国首都エレバンにあるアメリカ大使館付近で集会を行い、自国内にあるアメリカの複数の生物実験室の活動に抗議しました。
アルメニア全国には12の生物実験室が存在し、その活動にかかる費用は米国務総省が賄っており、これらの実験室で生物兵器の開発も行われている可能性が浮上しています。
IRIB国際通信ラジオ・アルメニア語によりますと、アルメニアのアライアンス党(Alliance party)に属する青年団体のメンバーらは9日土曜、在エレバン米大使館付近で抗議集会を開催しました。
抗議者らは、生物実験室はアルメニア国内に存在してはならないとし、「生物兵器にノー」、「ウルリスにノー」、「アルメニアは、生物実験の場所ではない」などのスローガンを叫びました。
また、この団体の関係者の一人はこの集会において、「ロシア・ウクライナの間の危機はなかったなら、ウクライナ国内の5ヶ所の生物実験室で化学兵器が開発されていたことは暴露されなかっただろう」と語りました。
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