英及びオーストリア首都で、世界ゴッスの日にちなんだ反シオニスト・デモが実施
(last modified Mon, 25 Apr 2022 07:51:09 GMT )
4月 25, 2022 16:51 Asia/Tokyo

英ロンドンおよび、オーストリア・ウィーンの目抜き通りにて、パレスチナ人との連帯を示す「世界ゴッズの日」にちなみ特別式典が開催され、人種隔離主義政権であるイスラエルの旗が焼却されました。

今月29日は、イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日にあたり、「世界ゴッズの日」となっています。

これは、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師のイニシアチブにより制定されたもので、この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。

一部の国では、ラマザーン月の最終金曜日が平日であることから、イスラム教徒やパレスチナ支持者らは、ゴッズの日の特別式典を日曜日に開催します。

ロンドンでは、今年の「世界ゴッズの日」の式典は24日日曜に実施され、パレスチナを支持する人々はまず、イギリスの内務省や閣僚らによる対イスラエル支持や、パレスチナ・レバノンの抵抗組織への制裁措置に抗議の意を示し、同省庁舎前に集結しました。

これらの人々は続いて、反シオニスト・スローガンを連呼し、占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとパレスチナ領土の解放を叫ぶとともに、イギリス首相府前に向かって行進を行い、その建物前に集結しています。

ロンドンでの今年の式典に参加した人々は、イランやイラク、パキスタン、トルコ、レバノンなどのパレスチナ支持国の国旗を掲げ、スローガンを連呼して、イスラエルというアパルトヘイト政権の消滅やパレスチナの解放を求めました。

さらに、この式典では一部のユダヤ教律法学者らも、イギリス内務省前および首相府前でイスラエルの旗を燃やしています。

ロンドンでの今回の式典は、イギリス首相府前での参加者による決議文の朗読により終了しました。

この決議書では、イギリスの対イスラエル支持を含む、シオニズム支持政権による軍事支援の一切が非難されています。

さらにウィーンでも、他者に隷属しない自由や正義を求める人々数百人が集会を開催し、パレスチナ人に対するイスラエル政府の犯罪を非難し、占領行為の終結を求めました。

 


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