クリントン氏、イランとの核合意を支持、トランプ氏を批判
6月 03, 2016 22:16 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙の民主党有力候補クリントン氏が、西側とイランの核の合意を支持しました。
AP通信によりますと、クリントン氏は、2日木曜、アメリカの国家安全保障に関する演説の中で、イランとの核の合意を支持し、「トランプ氏はこの外交的な合意を批判している」と語りました。
クリントン氏は、トランプ氏に反対すると共に、“核の合意が得られなかったら、イランとどのように取り引きするつもりだったのか”とトランプ氏に尋ねたところ、トランプ氏は、「経済合意の協議における経験から、イランとよりよい合意が得られただろう」と語ったとしました。
さらに、「経済協議のような話し合いは、ゴルフ場では通用するかもしれないが、国際問題に関してはそのようにはいかない」と強調しました。
また、NATO北大西洋条約機構、ロシア、北朝鮮に関するトランプ氏の統一の取れない危険な立場を批判しました。
クリントン氏は、「トランプ氏に核のコードを持たせるべきではない」と述べました。