北朝鮮に対するアメリカと韓国の協調
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アメリカのルー財務長官が、北朝鮮に更なる圧力をかけるための、アメリカと韓国の政治的調整と軍事協力を明らかにしました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 04, 2016 17:44 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮に対するアメリカと韓国の協調

アメリカのルー財務長官が、北朝鮮に更なる圧力をかけるための、アメリカと韓国の政治的調整と軍事協力を明らかにしました。

ガッファーリー解説員

ルー財務長官は、アメリカと韓国は、北朝鮮の世界的な金融システムに達するためのルート、核兵器開発に向けた資金調達のルートを特定するために協力を増すだろうと述べました。

アメリカ当局は、「北朝鮮に更なる圧力を行使するための措置により、国際金融システムにおける同国の孤立が進むだろう」と述べています。北朝鮮は2006年10月、最初の核実験を実施しました。北朝鮮は2009年にも2回目の核実験を行い、2013年には3回目の実験を行いました。北朝鮮は核実験と平行して、各種の弾道ミサイルの実験も実施しました。ついに北朝鮮は2016年1月6日、アメリカの敵対政策に対抗するために、水爆実験に成功したと発表しました。この間、アメリカと国連は北朝鮮に対する最も厳しい制裁を行使しましたが、それは北朝鮮がこうした能力を持たないようにするためでした。それにもかかわらず、北朝鮮が核活動やミサイル実験を行っているのは、北朝鮮への更なる圧力に向けたアメリカの措置や国連安保理の制裁が今も効果を発揮していないことを示しています。

北朝鮮が核活動を継続し、こうした活動を正当化する上でアメリカの脅威に対する核抑止力を語っていることについては、新たな議論を提示することができます。しかし実際、アメリカは北朝鮮に対する脅迫政策が奏を功しておらず、それゆえ北朝鮮に対する通常の方法で圧力を行使していることを示しています。北朝鮮に対するさらなる制裁の実施に向けたアメリカと韓国の協調は、アメリカの使い古された政策の継続です。

明らかに、中国は北朝鮮の伝統的、思想的同盟国として、北朝鮮を核活動の停止と6カ国協議の受け入れに関して説得させることができるでしょう。しかし、アメリカのアジア政策は、中国の権力の段階的抑制と、中国に対するアメリカの脅迫戦線の強化を目的に、中国を朝鮮半島での歴史的役割の実行からはずすことになるでしょう。

もしアメリカが北朝鮮の最も緊密な同盟国である中国など、国際社会との更なる協調を必要とするなら、アジアの同盟国に対する間違った防衛と敵対政策の継続から手を引くべきでしょう。実際、北朝鮮の核の野望と繰り返される弾道ミサイル実験は、朝鮮半島でのアメリカの政策が生み出したものです。北朝鮮の高等使節団の中国訪問は、中国が北朝鮮の核・ミサイル実験に不満を示しているにもかかわらず、常に、北朝鮮に対する安全保障、政治、軍事的な考慮を行っていることを示しています。さらに北朝鮮の指導者は、最新の表明の中で、「北朝鮮は核兵器を保有しているが、それは自ら責任があると考えている」としました。彼は、「北朝鮮は、アメリカとそのアジアの同盟国が北朝鮮の主権を踏みにじらない限り、核兵器を使用することはない」と述べています。