UEFA、「欧州CL決勝の開始遅延の原因は偽チケット」

UEFA欧州サッカー連盟が、「28日土曜のサッカー欧州チャンピオンズリーグ決勝戦の開始時刻の遅延の原因は、偽のチケットだった」としました。

フランス通信が２９日日曜、報じたところによりますと、サッカー欧州チャンピオンズリーグ決勝・リバプール対レアル・マドリード戦は、現地時間28日午後9時キックオフ予定でした。

しかし、主にリバプールファンからなる待機列が場内へ入れず、キックオフまで30分の段階でもスタジアム外に多数のファンが残っていたため、試合開始は30分以上も遅延しました。

この問題についてUEFAは「試合に先立ち、リバプール側の入場ゲートが、ゲートを通過できない偽のチケットを購入した多数のファンによってふさがれた」と発表しています。

また影響を受けたファンには「同情する」とし、現地警察と当局、FFFフランスサッカー連盟とともに状況の確認を行うとしました。

目撃者の証言によりますと、警察は数十人がフェンスをよじ登ろうとしたため、催涙スプレーを使用しましたが、約20人がフェンスを越えて場内へ侵入したということです。

リバプールは「スタッド・ド・フランスでリバプールファンが直面した入場の問題と、セキュリティー境界線での騒動について、大いに失望している」とし、「今回の受け入れがたい問題を正式に調査することを公式に要求した」と表明しました。

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