ウクライナ元議員、「ゼレンスキー氏は西側SPによる暗殺を懸念」
6月 06, 2022 19:29 Asia/Tokyo
-
ウクライナのゼレンスキー大統領
ウクライナのゼレンスキー大統領は、以前にはロシア軍により自身が暗殺される可能性を主張していましたが、現在では、西側の同盟国やウクライナ軍による暗殺リスクが高まっていると語っているということです。
ファールス通信によりますと、ウクライナ元議員であるイリヤ・キーヴァ氏は、自身のソーシャルメディアページにおいて、「ゼレンスキー氏は昨日、ウクライナ軍に暗殺されることを恐れて、自身の身体警護を強化するように命じた」としました。
さらに、「ウクライナ軍司令部は、ゼレンスキー氏が指揮を執る軍事作戦に効果がなく、その命令が戦場における兵士の戦死やウクライナ軍の敗北につながるかもしれないと感じて、不満を抱いている」と続けました。
この報道によれば、キーヴァ氏はまた、「ゼレンスキー氏は、ウクライナの敗北やその崩壊について話し始めた同盟諸国のシークレットサービスにより暗殺されることを恐れてもいる」と指摘しました。
そのうえで、「西側諸国は、旧ソビエト連邦の域内における武力衝突を終わらせることが自分たちの利益であり、ゼレンスキー氏の物理的排除は、そのような動きを最速化する手段だという結論に達している」と説明しました。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ・ロシア戦争が始まった当初には、「情報に基づけば、私はロシアの第1の(暗殺)標的であり、その次には私の家族が標的にされている」と主張していました。
タグ