米フォーブス誌編集長、「金利引き上げにより米国民に大打撃」
(last modified Tue, 21 Jun 2022 10:29:33 GMT )
6月 21, 2022 19:29 Asia/Tokyo
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アメリカで発行されている経済雑誌 米フォーブス編集長のスティーブ・フォーブス氏は、金利の大幅引き上げというFRB米連邦準備制度の決定について警告しました。

米連邦準備制度理事会は4日、政策金利を0.5%引き上げ、0.75%~1%の幅にすると発表しました。これは、同国史上最大の規模の利上げとなっています。

英紙フィナンシャルタイムズと米シカゴ大学ビジネススクールが共同で実施し、21日火曜に公表された世論調査の結果、経済学者10人に7人が、来年は地政学的な扇動や増大するインフレにより、アメリカは景気低迷に見舞われる、と考えています。

フォーブス氏は、金利の大幅な引き上げは、消費者に大きな弊害をもたらすことになるだろう、と警告しています。

こうした中、米労働省の発表によりますと、今年5月の米国内のインフレ率は8.6%に達したほか、物価上昇率は過去40年間でピークに達し、ガソリン価格も最高値を更新しています。

米エネルギー情報局も、今年夏には、一般家庭向け電気料金が平均して3.9%値上がりすると推測しています。

 


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