10月 18, 2016 16:03 Asia/Tokyo
  • アーシュラー雑感

先週の水曜日はシーア派3代目イマームホサインの殉教日モハッラム月の10日、アーシュラーにあたりました。

思えば私がこのアーシュラーをはじめて体験したのは1999年のことです。時は春、とは言っても既に初夏のようなテヘランの陽気でした。軽トラックの荷台には大型のスピーカーが積まれ、そこから流れるイマームホサインを悼む朗々とした哀歌。大太鼓は鼓膜を震わせるほどの迫力で、その中を黒装束の男性たちが隊列を組み、一定のリズムで鎖を肩に打ち降ろしながら行進していきます。訳もわからずただただ圧倒されたアーシュラーとの出会い。あの日から17年が経って、イスラム暦モハッラム月は春から冬へ、そして秋へとシフトしてきました。私がまだ経験していないのは真夏のアーシュラーなのですが、さてさて、あと何年かかるでしょうか。

2016年10月18日  福本節子