Pars Today
昨年の東アジア情勢は、アメリカのトランプ大統領の政策の影響を受けました。トランプ大統領は大統領選挙の中でも、大統領に就任した後でも、中国と北朝鮮に対して厳しい姿勢を取っていました。
ラジオをお聞きの皆様こんばんは。ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任して以来、アメリカと中国の関係は経済、貿易、政治、安全保障面での競争の新たな時代に突入しています。トランプ大統領は中国への圧力行使により、同国から経済、政治、安全保障面での権力を奪おうとしているように見受けられます。
間違いなく、東アジアと朝鮮半島の危機が続いている最も重要な要素とは、アメリカがさまざまな理由により、さまざまな形で地域に駐留していることです。
朝鮮半島危機の歴史的な根源についてみると、アメリカの痕跡と、この国の約束違反が完全に浮き彫りになります。アメリカは、1950年から53年にわたって3年間行われ、38度線で南北朝鮮が分割することになった朝鮮戦争に関与しました。