Pars Today
イラン発祥の伝統武術・ズールハーネの初めての世界大会が、イラン中部イスファハーンで開催され、イラン代表チームが優勝しました。
イギリスの首都ロンドンで、イランの伝統的な古式スポーツが多くの人々から支持されています。
ズールハーネと呼ばれるイランの伝統競技を行う場所は、イランの風俗習慣、民族や宗教の信条において特別な地位を有しています。今回は、このズールハーネの歴史とイランの文化におけるその地位についてお話しすることにいたしましょう。
イスラム暦シャッワール月17日にあたる5月8日は、「パフレヴァーニー・ズールハーネ鍛錬法文化の日」に制定されています。
西暦5月18日にあたるイラン暦オルディベヘシュト月28日は、イランでは同国の古式体操ズールハーネおよび勇者の文化の日に制定されています。
ズールハーネ(ペルシャ語で「力の館」の意)と呼ばれる体操道場では、イランの古来から続く伝統的な体操によって、人々の体を鍛えながら、気概あふれる義侠心をも育てています。
イランチームは、イラン古式体操である第3回世界ズールホーネ体操選手権団体戦で、優勝しました。