Pars Today
イギリス駐在のバイーディーネジャード・イラン大使は、英米の諜報機関が関与したイランでの1953年8月のモサッデク政権に対する軍事クーデターの記念日に際し、英国政府の謝罪を求めました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランに対するアメリカの敵対は、イラン国内での1953年8月のクーデターをもって始まり、1979年のイスラム革命まで続いた」と語りました。
米国の反戦女性団体コード・ピンク(Code Pink: Women for peace)が、イラン国民が米政府により押し付けられた圧力で苦しんでいるとして、米国人1万人以上が署名した謝罪文書を在ワシントン・イラン利益代表部に渡しました。
19日月曜は、1953年のイラン政府に対するアメリカのクーデターが発生した日にあたります。
1953年8月19日、イランでは合法的な政権に対するクーデターが発生しました。
イランのザリーフ外務大臣が、アメリカの支援で、イランのモサッデグ政権を転覆した1953年のクーデターに触れ、「現在もアメリカはイランの支配を追求しているが、この目的が果たされることはない」としました。
アメリカの政治学者ジェイコブ・ホーンバーガー氏が、「1953年8月19日のイランのクーデターにおけるアメリカの目的とは、アメリカに従順な独裁政権をイランにすえようとしたことにある」と語りました。