イラン外相、「アメリカはイランを支配することはできない」
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イランのザリーフ外務大臣が、アメリカの支援で、イランのモサッデグ政権を転覆した1953年のクーデターに触れ、「現在もアメリカはイランの支配を追求しているが、この目的が果たされることはない」としました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 19, 2018 19:13 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外務大臣
    イランのザリーフ外務大臣

イランのザリーフ外務大臣が、アメリカの支援で、イランのモサッデグ政権を転覆した1953年のクーデターに触れ、「現在もアメリカはイランの支配を追求しているが、この目的が果たされることはない」としました。

19日日曜は、1953年のイラン政府に対するアメリカのクーデターが発生した日にあたります。

1953年8月19日、王制側の兵士がアメリカとイギリスの協力により、イランのモサッデグ政権を転覆し、国外に逃げていたモハンマドレザー・パフラヴィーを再び王位につけました。

ザリーフ外相は、19日日曜、この日に際して、ツイッターで、「65年前、アメリカは選挙による民主的なモサッデグ政権を転覆し、独裁政権を復活させた。この独裁政権は25年にわたりイランを支配したが、現在も、アメリカ国務省の『イラン行動グループ』は圧力、誤った情報の拡散などにより、この目的を果たすことを希望しているが、2度とそのようなことは繰り返されない」としました。

アメリカ国務省は、先週、イラン対策への調整を行うとして、専門的な「イラン行動グループ」を立ち上げたと発表しました。

アメリカのポンペオ国務長官は、イランに対する全面的な圧力を行使しようとしていると語りました。

 

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