Pars Today
7日にオランダ・アムステルダムで起きたサッカーのイスラエル人サポーターと地元住民の衝突は、シオニストが自分たちの普段の振る舞いが海外では受け入れらないと思い知らされた出来事でした。
ヨーロッパの各都市で21日土曜、パレスチナを支持する人々が抗議デモを行いました。
イギリスで巻き起こる人種主義の潮流は現在、イスラム嫌悪および外国人嫌悪を踏み台に、社会の不満を利用して分断・暴力を広げようとしています。このような情勢不安では、イスラエル政権とシオニスト団体の支援も、重要な扇動役となっています。
シオニスト政権イスラエルがアパルトヘイト体質であり人種差別的構造を持つことは国際社会にもすでに知られていますが、その人種差別には、ベタ・イスラエルまたはファラシャと呼ばれる、エチオピア系ユダヤ人に対する差別も含まれています。
アメリカの最新世論調査で、アジア系アメリカ人のほぼ3人に1人が過去1年間に人種差別を経験していることが明らかになりました。
アメリカ在住のジャーナリスト・作家であるリチャード・スーダン(Richard Sudan)氏は、「西側が奴隷制時代に行った犯罪の賠償金を支払った時にこそ、世界中の黒人コミュニティは真にそこから解放されことになる」と指摘しています。
イスラム嫌悪と反ユダヤ主義はコインの裏表の関係にあります。欧州諸国の指導者らは、反ユダヤ主義に表面上対抗するため、イスラエルが3万人以上のパレスチナ人を虐殺するのを黙認しています。これは人種差別以外の何物でもありません。
往年のハリウッド映画には、人種差別的描写にあふれた作品が数多く存在します。
黒人を筆頭とした有色人種の人々は、ヨーロッパ諸国において長年にわたり公然・非公然の差別に苦しめられています。
フランスの新聞・リベラシオンが、イスラム教徒が断食を行うラマダン月の間に飢えに苦しむパレスチナ・ガザの人々を嘲笑するような、人種差別的風刺漫画を掲載しました。