7月 15, 2021 18:05 Asia/Tokyo
  • 米国の中央銀行
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アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、同国の物価上昇のプロセスは続くと述べました。

米政治ニュースメディア・ポリティコ誌は米現地時間14日水曜、パウエルFRB議長が議会下院に対して、米国のインフレは数か月にわたって上昇プロセスをたどるだろうと通告したと報じています。

イエレン米財務長官もこれに先立ち、アメリカのインフレは今年末までは高水準にとどまるとの見通しを示しています。

こうした中、ウォルシュ米労働長官は、「6月の国内消費者物価指数は去年の同時期と比べて5.4パーセント上昇しており、これは2008年以来最大の伸びで予想を上回るものだ」と述べました。

アメリカの消費者物価は常に上昇しています。

最新の世論調査からは、大半のアメリカ市民が同国のインフレ率の上昇を懸念していることがわかります。

世界での新型コロナウイルスの感染拡大から1年以上が経過した今、アメリカ市民はインフレと物価上昇に直面しています。

米ニューヨーク・タイムズ紙は報告の中で、コロナの感染拡大がアメリカ経済に大きな影響を及ぼしたことに言及し、米政府は1970年代以降前例のない人々の貧困を目の当たりにしているとしています。

 

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