中国・新疆ウイグル自治区内で、「一帯一路」の建設進展
(last modified Mon, 18 Jul 2022 05:56:20 GMT )
7月 18, 2022 14:56 Asia/Tokyo

中国の習近平国家主席が、同国新疆ウイグル自治区で「一帯一路」構想の主要エリアの建設プロセスが進んでいることを明らかにしました。

中国北西部の新疆ウイグル自治区の中心であるウルムチは、この地域の経済発展に貢献する重要な国際的中心地になりつつあります。

総合的自由経済特区としてウルムチ-ヨーロッパ高速鉄道の集積地も含め67km2の面積にわたるこの地域の「一帯一路」建設は、シルクロード経済ベルトの主要地域の設置における重要なプロジェクトと見なされています。

一帯一路としての新シルクロード構想は、世界60カ国以上の経済インフラへの投資計画であり、2013年に習近平中国大統領によって提案され、約1,000億ドルの投資から始まりました。

中国・新華社通信が17日日曜、報じたところによりますと、中国の習近平国家主席は、新疆ウイグル自治区のウルムチ国際地域を訪問した際、「新疆ウイグル自治区は、以前は比較的閉鎖的な地域だったが、中国中央政府が西部地域の開発と進歩、および一帯一路イニシアチブの推進を支援しているため、経済開拓を牽引する主要な地域になった」と述べました。

また、シルクロード経済ベルトの主要地域の建設の進捗と新疆ウイグル自治区の地域開拓戦略が中国の総合的計画に統合されたものであるこ)を強調しています。

2015年に一帯一路建設が開始されて以来、ウルムチには300億元(約444億ドル)以上の投資と340社以上の企業が集まっています。

この地域では、国境を越えた電子商取引計画も実施されています。

 


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