中国が、米英による戦争犯罪の調査を要求
-
米国と英国の国旗
中国外務省は、米英による世界各地とくにアフガニスタンでの戦争犯罪について国際的な調査を要求しました。
アメリカやイギリスをはじめとする同盟国は、アフガニスタンを20年にわたって占領し、数え切れないほどの戦争犯罪に加担しました。占領軍は昨年8月、屈辱にまみれてアフガニスタンから撤退しています。
イルナー通信が19日火曜、伝えたところによりますと、中国外務省は、英軍によるアフガニスタンでの戦争犯罪が新たに判明したことをうけ声明を発表し、米英による世界各地での戦争犯罪について完全な国際的調査が実施され、無実の犠牲者たちのため正義が実現されるよう望むとしました。
英メディアの報道によると、SAS・英陸軍特殊空挺部隊の隊員がアフガニスタンで捕虜や民間人を繰り返し殺害し、隊員どうしで殺害人数を競うことまでしていたということです。
調査によれば、SASはこうした犯罪行為を隠蔽した疑いがあり、英当局も隠蔽に関与していたことがわかっています。
中国外務省の汪文斌報道官は、このような報道について、「報道されている内容はショッキングで非道だ」と述べました。
汪報道官はその上で、「今回の報道は、以前の米・豪軍によるアフガン民間人殺害を思い起こさせる。米国とその同盟国による恐ろしい人権侵害は、人間的な良心に疑問を突きつけるものだが、これは現在の問題に限ったことではなく、常に言われていたことだ」と述べました。
これ以前に報じられた内容によれば、2003年から2008年にかけてイラクの民間人数千人が英軍により拘束、暴行、侮辱、性的暴行または殺害の対象になりました。
米軍はさらにひどい過去があります。過去20年間で、米軍はアフガニスタン、イラク、シリアなどの各国を9万回以上空爆し、これによりおよそ5万人の民間人が殺害されています。
その中には、畑で作業をしていた農家や路地で遊んでいた子供、戦争から逃れた一家や家に隠れていた農村の人たちなども含まれています。
汪文斌報道官はこのような報道について、「最悪なのは、米英は自らの戦争犯罪を反省するかわりに、世論の関心を逸らそうとしている」と述べています。

