中国が、台湾付近での演習を少なくとも1日継続
8月 07, 2022 18:58 Asia/Tokyo
PLA中国人民解放軍が、台湾周辺の海・空域での軍事演習を少なくとも1日継続する見通しです。
ロシア・スプートニク通信がPLA東部戦区の7日日曜の発表として報じたところによりますと、この声明では、「東部戦区は7日、台湾周辺の海・空域での合同演習・戦闘訓練を予定通り継続する」と述べられています。
この作戦では空爆だけでなく、地上目標への攻撃も含まれています。
中国国防省が当初発表していた情報では、演習は3日間行われ、現地時間の8月7日12時 (日本時間の13時)に終了する予定でしたが、その時刻の約20分後、東部戦区から演習の続行が発表されました。
なお、この演習が終了する正確な日時は明らかにされていません。
台湾周辺での実弾射撃を伴う中国軍の大規模演習は、ペロシ米下院議長の台湾訪問に対する中国の公式的な反応となっています。
中国は、台湾を自らの不可分の領土の一部とみなしており、常に他国政府関係者による台湾訪問や直接交流を、「1つの中国」の原則に反するものだとし、従って中国本土で台湾を独立国として扱うのは厳禁とされています。
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