韓国国民が、米国との合同軍事演習に抗議

韓国・ソウルで数千人の市民が抗議行動を行い、米国との軍事演習の停止を要求しました。

アメリカの同盟国である韓国は、2国間との安全保障協定に基づいて、韓国防衛を主張する米軍数万人を国内で受け入れています。

韓国の過激派グループは、北朝鮮との対話に向けた韓国政府の予想するアプローチの実現を決して認めてきていません。

北朝鮮との交流をスローガンに掲げて就任したムンジェイン前韓国大統領は、自らのこのスローガンを実行できないままに退任しました。

その理由は、アメリカが南北朝鮮の統一と対立の解決を認めておらず、仮にこれが実現した場合、日本と韓国に米軍が駐留するための口実がなくなることによります。

IRIB通信によりますと、韓国市民は、米国との合同軍事演習が北朝鮮との関係改善を妨げると考えています。

韓米による合同軍事演習の新ラウンドは、今月22日に開催が予定されています。

韓国国民は、国内で多くの問題を引き起こしている米軍の駐留に繰り返し抗議し、韓国からの米軍撤退を要求しています。そして、複数の韓米合同演習は韓国国民抗議を受けて中止されています。

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