台湾がガス・石炭在庫を拡大　有事に備え

台湾経済省の曽文生政務次官が、中国が台湾に対する軍事的圧力を強化する中、有事に備えてエネルギー在庫の拡大に動いていることを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、曽次官は同通信とのインタビューで、有事に備えたエネルギー在庫拡大について述べました。

エネルギーの９８％を輸入に依存している台湾は、自身の強靭性を強化する蔡英文総統の取り組みの一環で天然ガスと石炭の在庫を増やすとしています。

同次官は、台湾に新たな貯蔵施設を建設することにより、天然ガスの在庫を現在の１１日分から２０３０年までに２０日分以上に増やす計画を表明しました。

石炭在庫も今後数年で増やし、原油在庫は今後も１００日分以上に維持するということです。

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