バングラデシュでサイクロン、28人死亡

バングラデシュを大型で強いサイクロンが襲い、28人が死亡しました。

フランス通信によりますと、現地時間の24日夜にバングラデシュ南岸に上陸したサイクロンによる被害で、これまでに28人が死亡したほか、40人が負傷しています。

このサイクロンの襲来前に、バングラデシュ当局は約100万人を安全な場所に避難させました。

それでも約500万人が停電したほか、約1万戸の住宅破壊、数千ヘクタールの農地の破壊といった被害が報告されています。

2020年にはベンガル湾に史上2番目の規模とされるサイクロンが襲来し、この時はバングラデシュとインドで100人以上が死亡し、さらに数百万人が被災しました。

国連の報告によりますと、1億7000万人の人口を超えるバングラデシュは、今世紀に入ってから最も多くの自然災害を受けた国の1つとされています。

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