米が豪をやんわりと脅迫
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アメリカがオーストラリアに対し、TPNW核兵器禁止条約に調印しないよう求めるとともに、その理由としてこうした協定が超大国間の対立を引き起こすことを指摘しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
11月 09, 2022 23:15 Asia/Tokyo
  • アメリカとオーストラリアの国旗
    アメリカとオーストラリアの国旗

アメリカがオーストラリアに対し、TPNW核兵器禁止条約に調印しないよう求めるとともに、その理由としてこうした協定が超大国間の対立を引き起こすことを指摘しました。

イギリスの新聞ガーディアンによりますと、オーストラリア・キャンベラにあるアメリカ大使館は、「オーストラリアのTPNW調印は、米国が抑止的関係を拡大する可能性を否定するものであり、そうすることは世界中で「『進行中の安全保障上の脅威』の解決と排除を妨げる」と主張しています。

さらに、オーストラリアおよび一部の非核保有国を含むアメリカの核の傘に触れ、矛盾した表明の中で「米は、核軍縮の目標の推進に同意する一方で、TPNWを支持していない」と表明しました。

在キャンベラ米大使館の声明が出されたのは、国連でオーストラリア政府がTPNWに対するアプローチと立場を変える兆候を示し、以前の政府とは異なり、この措置への投票を拒否し、棄権した後のことです。

1968年のNPT核兵器不拡散条約では部分的な制限のみが含まれていましたが、TPNWは核兵器の実験と備蓄を含め、すべての核兵器を法的に禁止することを目指しています。

一部の核保有国は NPTに署名していますが、米国を含むいずれの国も、新しい条約であるTPNWを批准していません。

 


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