韓国でトラック運転手らがストを続行
(last modified Thu, 01 Dec 2022 09:09:51 GMT )
12月 01, 2022 18:09 Asia/Tokyo

韓国で、労働条件や賃金などを巡る政府と労組の協議が妥結に至らなかったことから、トラック運転手による全国的なストライキが今なお続いています。

韓国で賃金と労働条件の改善を求め、トラック運転手らが全国的なストライキを開始しました。

先月28日に行われた、政府と労働組合側の初回交渉は決裂しました。このため、セメントやガソリンの供給が滞る中、1日当たりの損失は約3000億ウォン(2億2400万ドル)に上ると見られています。

労働条件や賃金などを巡る政府と労組の協議は、現時点で妥結のめどが立っておらず、すでに2週目に入っており、ストライキは長期化する可能性が指摘されています。

賃金と労働条件の改善を求めるトラック運転手による半年足らずで2回目の大規模ストは決着せず、政府がスト参加者に職場復帰を合法的に強いる可能性が高まっています。

トラック運転手の労組によると、政府側は「答えられることは何もない」との立場で、両者の間には大きな隔たりがあるということです。

 


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