朝鮮半島で緊張が高まる
(last modified Tue, 06 Dec 2022 06:46:39 GMT )
12月 06, 2022 15:46 Asia/Tokyo
  • 北朝鮮による南北間の海上緩衝地帯に向けた砲弾射撃
    北朝鮮による南北間の海上緩衝地帯に向けた砲弾射撃

韓国と米国の間の演習の増加に対応して、北朝鮮軍の参謀本部は国境部隊に対し再び、南北間の海上緩衝地帯に向けた砲弾射撃を命じました。

北朝鮮軍は現地時間5日月曜、韓国の最新の軍事演習への対抗措置として、南北間の海上緩衝地帯に向けて130発の砲弾を発射しました。韓国による新たな軍事演習は同日に始められ、7日水曜まで続けられることになっています。

韓国軍は今月1日と2日に、北朝鮮軍が大陸間弾道ミサイル2発の発射実験を行ったと発表しました。このミサイル発射実験は、北朝鮮が先週、地域での軍事駐留強化を目指しての米とその同盟国の動きに対して、「より厳しい」軍事的対応を追求すると警告した後に行われていました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、北朝鮮の朝鮮人民軍参謀総長は6日火曜の声明で、「韓国、米国、日本の行う演習は、朝鮮半島を予測不可能な段階に導くだろう」と警告しました。

北朝鮮はまた、自国のミサイル実験が、米国とその地域の同盟国による挑発と緊張への反応として行われたことを強調しました。

 


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