1月 11, 2023 19:16 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の汪文斌報道官
    中国外務省の汪文斌報道官

中国外務省の汪文斌報道官が、「日英はアジア太平洋地域にブロック対立思考を持ち込むべきではない」としました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、汪文斌報道官は11日水曜の記者会見で、「日英の防衛協力は、アジア太平洋地域に時代遅れのブロック対立の考え方を持ち込むのではなく、両国間の相互理解と信頼を促進すべきである」との考えを示しました。

また「アジア太平洋地域は平和的発展の場であり、地政学的ゲームの舞台ではない。中国はすべての国々の協力パートナーであり、あらゆる国に対して挑む国家ではない」と指摘しました。

そして、「関係国間の防衛協力は、国家間の相互理解、信頼、協力を育むべきであり、架空の敵を作り出したり、ましてやアジア太平洋地域にブロック対立という時代遅れの考えを持ち込むべきではない」と述べています。

これは、リシ・スナク氏が率いる英国首相官邸が同日に日本と防衛協力協定を締結すると発表したのに対して、汪報道官が明らかにしたものです。

イギリスは11日、日本とRAA・円滑化協定を締結する見通しです。これにより、イギリスは、日本と共同軍事訓練や作戦を提携する欧州初の国となります。

 


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