インド各地で追悼式典、ガンジー没後75周年にちなみ
1月 31, 2023 15:37 Asia/Tokyo
インド各地で、「独立の父」マハトマ・ガンジーの没後75年を迎え、各地で追悼式が行われました。
フランス通信など報道各社によりますと、30日月曜にあたるこの日には、ナレンドラ・モディ首相も、ガンジーの慰霊碑がある首都ニューデリーの「ラージガート」を訪れました。
さらには大統領、副大統領、国防大臣、国防参謀総長、および3人の軍務長官がラージガート記念館のサマーディに集まり、色とりどりの花輪を捧げ、軍種間の部隊が敬意を表して武器を逆にし、インドの殉教者を追悼するための2分間の黙祷が行われ、宗教の祈りを歌いました。
ガンジーが提唱した政治的思想は「非暴力、不服従」として知られ、彼はこの思想によってインド独立の原動力となり、植民地解放運動や人権運動の領域において世界中に大きな影響を与えました。
ガンジーは1948年1月30日、ニューデリー市内の集会での演説中に銃撃、暗殺されました。
なお、ガンジーの命日は「殉教者の日」となっています。