Pars Today

世界の11カ国にあるアフガニスタン大使館の運営が、同国を現在掌握しているタリバン政権の外交官らの手に委ねられました。

タスニーム通信によりますと、アフガニスタン・タリバン政権に近い情報筋は３日金曜、「パキスタン、中国、ウズベキスタン、トルクメニスタン、ロシア、トルコ、カタール、マレーシア、キルギス、カザフスタン、およびイランの各国で、新任のタリバン外交官らが受け入れられ、これらの国々にあるアフガン大使館･総領事館の運営を担当することになった｣と述べています。

アフガニスタンの政治代表部が最近変化を見せる中で、在テヘラン･アフガニスタン外交代表部の運営も変わりましたが、イラン外務省はこれについて、同分野では普通のことだとしています。

タリバンは２０２１年８月より、再びアフガニスタンを掌握しており、国際舞台で法にかなった政権として認知されるべく努力しています。

しかし、世界の多くの国や国際社会はこれまでに、アフガニスタンのタリバン政権を正式に承認していません。タリバン政権に対する国際社会の最も重要な要求には、包括的政権の発足や、成人女性の就労権利や未成年の女子の大学･学校での就学権利を認めるなどの市民権尊重があります。

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