パキスタンにある中国企業建設のダムの宿舎敷地内で火災 

パキスタンにある中国企業建設のダムの宿舎敷地内で、火災が発生しました。

フランス通信によりますと、パキスタン当局は4日火曜未明、同国北西部の中国企業が建設するダス水力発電用ダムの宿舎敷地内の倉庫で大規模火災が発生した、と発表しました。

警察によりますと、現場は首都イスラマバードから北に180キロ離れたカイバル・パクトゥンクワ（旧北西辺境）州コヒスタン地区です。

緊急サービスの担当者は「火が大きく、別の2地区からも消防車を呼んだ。倉庫には燃料のドラム缶などが保管されていた」と語りました。

火事があった倉庫がある敷地内には中国人エンジニア、測量技師、機械工が宿泊していましたが、警察と救急サービスによると、死傷者はいなかったということです。

また警官の1人は、電気系統の故障が原因の可能性があると語りました。

パキスタンの水資源省は2017年、ダス・ダム建設をCGGC中国葛洲堰集団に発注していました。

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